大山のぶ代認知症に「非常にショック」

 テレビ朝日の吉田慎一社長が26日、都内の同局で定例会見を開き、看板アニメ「ドラえもん」でドラえもんの声を長年務めた声優・大山のぶ代(81)が認知症であることが公表されたことについて、「非常にショックを受けた」と話した。

 大山の認知症については、夫の俳優・砂川啓介(78)が5月13日のラジオで公表。2年ほど前に認知症と診断され、現在は少し前に話したことを覚えていないなど日常生活が不自由であることなどが、明かされた。

 吉田社長は「個人的にも彼女の声でドラえもんを知ったから非常にショックを受けた」と話し、「旦那さんと一生懸命生活しているので、平穏に過ごしてほしいと感じています」と気遣った。

 砂川は15日の会見で、大山が自宅で「ドラえもん」の放送を見ていることを明かした。一方で、大山自身が26年間、ドラえもんの声を担当していたという認識があるかについては「よく分からない」と話していた。

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