フジ社長 松尾アナ退社認め「残念」
フジテレビの亀山千広社長が29日、退社報道のあった松尾紀子アナウンサーについて言及した。「ご自身のご都合で、とご報告を受けました」と認めつつ、報道にあった「早期退職制度」については「うちにはございません」と否定した。
松尾アナはアナウンス部の管理職も歴任していたといい、「安定感のあるアナウンサーだと(思っていた)。アナウンス部の管理職として後輩の面倒を見ていただいていたので残念ですけれども、本当にご苦労様でしたという感じです」と退社を惜しんだ。
その一方で、早期退職制度については、別の担当役員が「そういうタイトルの制度はありません。自立支援制度はあります。ちょっと趣旨が違います」と補足した。
松尾アナは慶大卒で83年入社。「BSプライムニュース」などを担当していた。