秋吉久美子 しゃべり過ぎて時間超過

ブルーレイ「昭和枯れすすき」の発売記念イベントに登場した秋吉久美子=東京・代官山蔦屋書店
ブルーレイ「昭和枯れすすき」の発売記念イベントで樋口尚文監督から花束を贈られた秋吉久美子(右)=東京・代官山蔦屋書店
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 女優の秋吉久美子(60)が3日、都内で行われた1975年公開の映画「昭和枯れすすき」のブルーレイ発売記念イベントに登場、約45分のマシンガントークを演じた。

 ブルーレイは「あの頃映画theBEST松竹ブルーレイ・コレクション」として、この日から発売されたもので、映画は秋吉の兄役で高橋英樹(71)が出演し、監督に故野村芳太郎氏、脚本が故新藤兼人氏という豪華布陣で撮影された。

 トークショーは2013年の主演映画「インターミッション」で監督を務めた樋口尚文氏(53)と一緒に行ったが、秋吉は撮影当時のエピソードを一方的にしゃべりまくり、樋口監督が口を挟む余地もないほど。「撮影の合間に(大船から)横須賀に遊びに行って、男の子に車で送ってもらった」「兄(高橋)が妹(秋吉)を逮捕するという衝撃的な作品だったけど、本物の手錠を使ったんで本当に痛かった。手が腫れてしまったんです」などと話し、当初予定の30分が、アッという間に45分に達した。

 終わり間際に、秋吉は「もう少しで樋口久美子になるところだったんですよ」とサラリと明かしたが、今年1月に事故で亡くした長男のことには触れなかった。

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