映像作家の紀里谷和明氏が５日、ＴＯＫＹＯ　ＭＸ「５時に夢中！」に生出演。宇多田ヒカルとの離婚について慰謝料は発生しなかったこと、夫婦の財布は別々だったことなど詳細に明かした。２人は０２年９月に結婚。０７年３月に４年半の結婚生活にピリオドを打った。

　新聞記事を紹介するコーナーで「結婚前に年収を聞くか？」というテーマが話題に。紀里谷氏は「（宇多田の年収は）聞いてません。（宇多田に）聞かれもしなかったです」とコメント。金曜アシスタントのミッツ・マングローブが「３０００（円、ＣＤ１枚の値段）×７００万枚とかやらなかったんですか？」とミリオンを連発していた宇多田を想定して質問すると、苦笑いしながら「やらなかったです」と否定した。

　また、司会のふかわりょうから「結婚に必要なものは何だと思いますか」と聞かれると、「分かってたら今頃まだ結婚してます」と苦笑。夫婦間のお金に関しては、「（財布は）全然別です」。金曜レギュラーの中尾ミエから「慰謝料払ったんですか？」とさらにツッコミを入れられ、「払ってないです」と詳細に明かしていた。

　宇多田は離婚直後の音楽誌のインタビューで離婚の原因について「離婚を決断した理由について「『私はこれでいいんだ』って思っちゃったのが原因かもしれないです」と自己分析。「紀里谷くんが今まで一番私を知ろうとした人なんですよ。凄く考えてくれた人で。（中略）（彼は）孤独みたいな私の像を救おうとしてくれた。でも結局、私は救われようとしなかったのかな…。私は自己解決しちゃった部分が大きいんですよ」と説明していた。