明暗分けたSKEとNMB 一夜明け

 第7回AKB選抜総選挙から一夜明けた7日、福岡・ヤフオク!ドームで「後夜祭~あとのまつり~」が開催され、前夜の上位メンバーが改めて感想を口にした。

 順位のついた80人中、AKB48の23人を上回る27人がランクインし“第一党”となったSKE48。自身も5位になったSKE松井珠理奈(18)は「SKEが1番多かったのがうれしい。チャンスだと思うので、総選挙だけで終わらせたくない」と気合を入れた。

 一方、ランクイン14人と新設されたばかりのNGT48を除く“最小当選”のグループになってしまったNMB48のエース・山本彩(21)は複雑な表情。総監督の高橋みなみ(24)から「来年の1位宣言はいい?」と振られても、「…どうでしょう。昨日の結果を受けて、私の(票数の)倍になっても指原さんには届かないので、簡単には1位とは言えない」とグループの“惨敗”に口調は重かった。

 6位の山本が9万7866票だったのに対し、女王のHKT48・指原莉乃(22)は19万4049票。高橋も「あいつ化けモンだよ」と笑うしかなかった。

 なお、NMBは昨年の選抜が山本彩(21)1人で、アンダーガールズに渡辺美優紀(21)と、今年3月に卒業した山田菜々(23)。ランクインは計12人(兼任除く)にとどまった。今年は山本が昨年と同じ6位。渡辺が2年ぶりの選抜復帰を果たしたものの、その分アンダーガールズは0人。トータルでも14人と昨年よりは増やしたが、やはり4グループ中で最少だった。

 6位となった山本は6日、スピーチで「ちょっと切ないなと思ったとき」を説明。「『AKBの山本さんですよね』『NMBのさや姉ですよね』と言っていただく一方、『NBAの方ですよね』とか言われたりもしたことがあって、イマイチ全国的にNMBの知名度はまだそんなにないのかなと」と、身にしみた現実を口にして悔しがっていた。

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