蜷川幸雄氏、主夫でイクメンだった

 写真家の蜷川実花(42)さんが22日、父の演出家・蜷川幸雄氏(79)が実花さんの幼いころは主夫でイクメンであったことを公式ブログで明かした。

 実花さんは21日の父の日にちなんで蜷川氏のことをつづる中で、「私は5歳まで父に育てられました」と明かした。「母(真山知子)が女優でバリバリ稼ぎ、父が家庭に入って育ててくれたんです」という収入面での家庭の事情があったようだ。

 実花さんは、蜷川氏から女性像をたたき込まれた。

 「男を通じてしか社会と繋がれない女にはなるな」「みんなが右に行っても、自分一人でも左だと思えば左に行ける人間になれ」「いつでも男を捨てれる女でいろ」

 こんなイクメンの父親に焼き付けられた教えは「まぁ、どれも自立した女であれ、という教えな訳ですが、三つ子の魂百までというか、、本当そんな感じに育っちゃいました」と、実花さんを一流写真家への道へと歩ませた。

 蜷川氏は1965年に真山知子と結婚、その後2人で劇団現代人劇場を立ち上げ、真山は72年に実花さんを出産した。

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