今井雅之さん、新山千春に女優再開促す
先月亡くなった俳優・今井雅之さんの追悼行事が21日、今井さんの故郷・兵庫県豊岡市で行われ、ゲストとして招かれた新山千春(34)が本格的に女優業を再開することを決意して22日、公式ブログにその心中を記した。
新山は04年に公開された今井さんの初監督映画「SUPPINぶるうすザ・ムービー」に主演したことから追悼イベントに招かれ、飯田穣治監督、山田太一氏らと舞台挨拶、トークショーにも参加した。
上映会では「涙が止まらなくて何度もスクリーンのピントがあわなかった」という新山、作品が当地で撮影されただけに懐かしく、「今井兄貴の豪快な関西弁が聞こえてきそう」だったという。
そして今井さんの実家を訪ねて夫人や両親、兄姉にも会い、今井さんが親交深かった人たちに会ってまたその面影を思い浮かべて泣いた。
そんな中で新山は、自らの女優業について「朝ドラ以降、長期撮影の作品はずっとお休みしていました。母親業と女優業の両立に自信がなかった私。本気でお芝居の仕事を再開したい気持ちが芽生えてきました」と新たな決意を固めた。
昨年末に離婚、一人娘は間もなく9歳になる。このタイミングで、亡き今井さんが新山の背中を押してくれたようだ。