フリーアナウンサーの長谷川豊（３９）が、フジテレビ在籍時に経費不正使用を理由に降格処分を受けた際、海外旅行を止めて出費に備えてくれた両親に３年遅れのオーストリア旅行をプレゼントした。公式ブログで２４日、伝えた。

　退社から２年２カ月を経て、今はテレビのレギュラー８本を連載４本を抱えるほどフリーとして成功した長谷川アナ。しかし３年前はどん底だった。

　会社から経費の不正使用をとがめられたとき、映画「サウンドオブミュージック」が大好きな両親はオーストリア旅行を予定していたが、「戦うために金銭的な援助が必要になるかもしれないから」と旅行を取りやめ、その資金をプールしてくれた。「わたしらはあんたを支えていこうって決めたんや」という言葉を添えて。

　そんな両親が結婚４０周年を迎え、長谷川アナは恩返しのオーストリア旅行をプレゼントした。往き帰りはビジネスという豪華旅行だという。

　２人は２４日朝、旅立った。長谷川アナは「行ってらっしゃい！」と成田空港で見送った。