橋下氏 維新の内情暴露でメッタ斬り
大阪市の橋下徹市長(45)=維新の党最高顧問=が25日に開いた定例会見で、維新の党に関して「改革なんて口だけ」「維新の党こそ補助金漬け」「すぐに消えてなくなる」とメッタ斬りにした。また同党の一般党員は全国に約8000人いるが「調べたら4人しか党員を集めてない都道府県総支部がある」と暴露し「支部長はクビだ」と猛批判した。
「もう誰も言わないから僕が言う。言い続けます」と橋下節が全開。
事の発端は党執行部が内定した、今秋に行われる初の代表選の選出方法。自民や民主との違いが見あたらないとして、党執行部に再考を求め、所属議員にメールを送信したことを明らかにし「新興政党が既存政党とは違う強烈なメッセージを出すチャンス、一大イベントですよ。国会議員の人間関係、好き嫌いでリーダーを選んでいたら、国民は誰も振り向かない」と批判した。
党執行部は「国会議員1人・1票、地方議員5人・1票、党員200人・1票」の票配分を内定した。
しかし旧来政党と変わらない手法に、橋下氏は「強烈な公開性、公平性が必要」「首相公選制を掲げているのだから大統領選型」と、一般党員にも貢献度に応じて1人・1票を与え、全国的な盛り上がりと関心を集めるイベントにする必要性を訴えた。
党執行部は全国の都道府県総支部の意見を聞く方針というが、橋下氏は「調べたんですよ。各都道府県でどれだけ党員獲得しているのか。そしたら4人しか党員集めてない都道府県総支部がある。4人ですよ!そこの総支部長の意見なんか無視しろ、むしろ交代、クビですよ」と党の内情を暴露した。
返す刀で橋下氏は「維新の党ね、びっくりするくらいの既得権団体ですよ。調べたら総支部長に毎年600万円の活動基礎金額が出てて、国会議員には千何百万円。団体運営補助金と一緒。維新の党こそ既得権益打破で打ち崩さないといけない」と指摘した。
エンジン全開の橋下氏は「既得権益打破とか口ばっかり。自分の党の改革ができないのに、国の改革なんてできるわけがない。維新の党もすぐに消えてなくなりますよ」と猛批判。「執行部がどう受け止めるか分からないけど、グジャグジャになって橋下早く辞めてくれって声になるんじゃないですか」と橋下節が止まらなかった。
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