国会欠席に絡む前後の問題で維新の党を除名処分となった上西小百合衆院議員（３２歳＝無所属）が、問題勃発前の３月２１日以来更新していなかった公式ブログを、２６日午前０時前後に相次いでエントリー、政治活動をアピールした。

　凍結していたブログの、突然の再開だった。上西議員は午後１１時４０分以降、午前零時を挟んで、あらかじめ用意していたと思われるブログ５本を一気にアップした。

　内容は、自身のインタビュー記事を好意的に掲載してくれた週刊誌、新聞記事の紹介と、衆院法務委員会で質問したことの報告、そして先週末の地域での活動報告だった。

　その中で上西議員は「これからもこれまで同様に『国政の場で何が起こっているのか』『どのような法案が採決されているのか』などを、この私のオフィシャルブログは勿論のこと、真実を伝えて下さるメディアの皆様方を通じて、広く国民の皆様方にお伝えできるように職務にまい進して参る所存でございますので、引き続きのご指導ご鞭撻を頂ければ幸いでございます」と、精力的に活動する姿勢をアピールした。

　上西議員は維新の党除名後、議員辞職を求める声に対して「議員辞職はしない」と明言、居座り批判に対しても「無所属でも活動できる」と主張していた。