タレントのヒロミ（５０）がＭＣを務め、今年４月にスタートしたテレビ朝日のバラエティー番組「美女たちの日曜日」（日曜、前１０・００）が２８日に最終回を迎えた。番組スタートからわずか３カ月でのスピード打ち切りとなった。

　宝塚ＯＧを浅草、隅田川、築地でもてなすロケが放送された最終回。ヒロミは番組のエンディング、屋形船でのロケの最後に「ちょっとお知らせがありましてですね」と切り出し「え、あの～、この番組、今回でですね、番組終了という…」と報告。一同が「エ～ッ！」と驚く演出で、「向井がどうしてもやめたいって」とともにＭＣを務めるパンサー・向井慧を毒舌でいじって笑わせた。ヒロミは「出た人がみんな喜んでくれた、ってのがいいね」と話し、向井も「また出たい、っていうね」とフォローした。

　番組終了後には自身のブログで「美女たちの日曜日が最終回だったのです。見ていてくれた方々ありがとうございました」と写真なしで淡々とつづった。

　同番組は、爆笑問題がＭＣを務めるＴＢＳ「サンデー・ジャポン」、ダウンタウン・松本人志がＭＣのフジ「ワイドナショー」ら強敵が居並ぶ日曜午前１０時の時間帯に、毒舌タレントとして再ブレークしたヒロミを起用し、今年４月にスタート。４月２６日には平均視聴率が１・８％、５月３日には同１・２％を記録するなど、低視聴率に苦しんだ（字は関東地区、ビデオリサーチ調べ）。

　当初はスタジオでの「美女たち」のトークバラエティー形式でスタートしたが、後半は番組内容をヒロミが案内するアウトドアや街のロケなどに変更していた。