ミュージカル「サンセット大通り」（４日から赤坂ＡＣＴシアター）の公開舞台稽古が２日、同劇場で行われ、主演の安蘭けい（４４）、濱田めぐみ（４２）らが意気込みを語った。

　アンドリュー・ロイド＝ウェバーが手がけたトニー賞７部門受賞のブロードウェイミュージカルで、日本では２０１２年に安蘭主演で初演。今回は安蘭と濱田がＷキャストで、往年の大女優・ノーマを演じる。

　「初演の初日を見ていた」という濱田は「安蘭さんの楽屋に居座って、分からないところを聞いたり、いやしてもらって、慰めてもらって、とにかく頼りにしています。プライベートでも連絡して」と安蘭へのリスペクトを告白。安蘭は「めぐちゃんのノーマはすごく魅力的。私のノーマより怖さが増してる」と男前な笑顔で、「（安蘭版と濱田版）両方見て楽しんでもらえれば」とＰＲした。

　なお夢咲は５月の宝塚歌劇団退団後初の舞台。「全然違う環境で戸惑いもありますが、一生懸命頑張りたい」と話した。