芥川賞の辻仁成 又吉をライバル視

 ロック歌手で芥川賞作家の辻仁成(55)が7日、都内で、長編小説「日付変更線」出版記念トークイベントを行った。

 辻は1997年に「海峡の光」で芥川賞を受賞した。

 お笑いコンビ、ピースの又吉直樹(35)が「火花」で芥川賞候補に挙げられていることを引き合いに、「又吉さんが芥川賞を取る前までには売り切ってしまいたい」と笑わせながら、自身の小説をアピールした。

 辻は2014年7月に女優の中山美穂(45)と離婚後に爆笑問題らが在籍する事務所「タイタン」に所属。「タイタンに入ってすごい笑わせないといけない」と苦笑いしながら、息子がテレビ朝日系バラエティー「アメトーーク!」に「ゲラゲラ笑う。僕は全然面白くない」とぶっちゃけた。

 息子がはまっていることを不思議がりながら「日本のバラエティーのすごさというか、ぼくは向かない。みんなについていけない」と日本の笑いに苦悩していた。

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