元平家みちよが“黒歴史”を告白

“黒歴史”を告白したみちよ(2005年5月撮影)
平家みちよ(後列中央)と共演したモーニング娘。
2枚

 「シャ乱Q女性ロックボーカリストオーディション」のグランプリを獲得し、芸能界デビューした元「平家みちよ」こと、シンガーソングライター・みちよ(36)が12日に関西テレビで放送された「お笑いワイドショー マルコポロリ!」に出演。同じオーディションの敗者復活組で後に結成されたモーニング娘。が大ブレークする一方で、くすぶり続ける現実に嫌気がさし、事務所から「逃亡」を図ったこと、23歳でハロー!プロジェクトを卒業後の半年間は引きこもりになったことなど、“黒歴史”を語った。

 平家は初代モーニング娘。の福田明日香、中澤裕子、飯田圭織、石黒彩、安倍なつみが参加した「シャ乱Q-」で9900人の頂点に立ち、97年11月に華々しく芸能界デビューした。

 しかし、栄光から一転。モー娘。が脚光を浴びたのに対し、平家は伸び悩み、苦悩する日々。モー娘。との合同イベントでは、大盛り上がりのモー娘。に対し、自身のライブはトイレタイムに。握手会では惨めな思いも味わった。

 シャッフルユニット「黄色5」「7人祭」「セクシー8」への強制参加も「ソロシンガー」というプライドを持っていた平家には苦痛だったという。ある日、「逃げようと思って。そーっと誰にも気付かれないように、抜き足差し足で出た…つもりが、スタッフさんに気付かれ、『どうした?レコーディングに戻るぞ』と声をかけられ…。未遂で…」と事務所からの“逃亡”未遂も明かした。

 結果的に02年11月、歌手活動5年で卒業。直後には「普通に息ができないくらいの、人として機能しない状態が半年続いた。実家に帰って…」と引きこもり時代を振り返った。引きこもり中の半年は、辞書を引き、自分に優しい言葉を探すことで時間を埋めていたという。

 04年、「みちよ」に改名し、再デビュー。27歳で結婚し、現在は2児の母。「今はとても充実しています」と笑顔で語った。

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