酒井法子 今井さんとの別れに号泣
大腸がんのため5月28日に死去した俳優・今井雅之さん(享年54)のお別れの会が16日、都内のホテルで行われ、SMAPの中居正広(42)、俳優・岩城滉一(64)らが出席した。弔辞は今井さんが尊敬し、公私ともに親交の深かった俳優・千葉真一(76)が務めた。
覚せい剤で逮捕されたあとの復帰舞台で今井さんと共演した女優・酒井法子(44)は「人一倍辛かった時、そばにいてくれた。こんな私を支えてくださった」と号泣した。
酒井は09年に覚せい剤で逮捕され、12年11月に舞台「碧空の狂詩曲~お市の方外伝~」で芸能界に復帰。今井さんと夫婦役で共演した。
13年には今井さんが自身がプロデュースする舞台「手をつないでかえろうよ」への出演をオファー。酒井側はいったん受けたものの、後に事務所から降板の連絡が入り、今井さんが「舞台より営業を取った」とブログで“暴露”。事務所の対応に激怒し、降板騒動に発展した。
その一方で、今井さんは「私は今でも酒井さんのことを信じております」と、酒井本人についてはかばい続けていた。
この日、今井さんとのお別れをすませ、報道陣の前に姿を見せた酒井は目に涙をため「生前お世話になりました。すごい寂しい。すごく心があって大好きでした」としのんだ。続けて、「人一倍つらかった時にそばにいてくれた。こんな私を支えてくださって、ありがとうございました」と話すと、大粒の涙を流した。
がん闘病中にも今井さんと話したそうで、「『一緒に(また仕事)やろうな』と応援してくださった。冗談とか、バカ話とかもして…」と涙で思い出を語った。