又吉作品、吉本前の“一等地”で平積み

 お笑いコンビ・ピースの又吉直樹(35)が著書「火花」で第153回芥川賞を受賞して一夜明けた17日、又吉が所属する吉本興業の本拠地、大阪・なんばグランド花月(NGK)前に立地する「ジュンク堂書店 千日前店」では、正面入り口に「火花」の特別コーナーを設置。受賞をうけ、追加で300部を緊急発注した。

 同店ではこれまでも店内に「火花」のコーナーを設けていたが、この日朝に、店舗正面の“一等地”に移動。「第153回芥川賞『火花』又吉直樹さん受賞おめでとうございます」と書かれた張り紙とともに、「火花」が平積みにされた。

 この日の大阪は台風通過による大雨で、同店によると午後3時ごろまでの販売部数は11部の“スロースタート”となったが、週末に向けて異例の300部の緊急発注も行ったという。NGKの向かい側にある同店では「場所柄もありますし、なんとか売り切らせていただきたい」と話しており、NGKへの“出張販売”も視野に入れているという。

 同店ではこれまで「火花」は360部を販売。購入者は老若男女、幅広く、作品が話題になるとともにジワジワと売り上げをのばしてきていたという。

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