ももいろクローバーＺが１８日、東京・六本木ヒルズで開幕した展覧会「ももクロ大冒険３」のオープニングセレモニーに出席した。

　１５日のライブリハ中に左手を橈骨遠位端骨折（とうこつえんいたんこっせつ）し、全治４カ月と診断されている高城れに（２２）は欠席したが、リーダーの百田夏菜子（２１）が「（高城は）ハガネの手を手に入れて強くなって帰ってきます」と“パワーアップ”を約束した。

　玉井詩織（２０）が、高城が骨折した瞬間の様子を再現。「高城には、テーブルに手をつけて格好つける癖がありまして」と説明し、リハ中にテーブルのないところで“癖”を発動してしまい、転倒したと明かした。

　ももクロといえば、佐々木彩夏（１９）が２０１４年１月に自宅で左足すねにヒビが入るケガを負い、完治するまでの期間を「あーりんロボ」と呼ばれる謎のロボットキャラクターとして活動した。同年４月のテレビ番組収録中に再び左くるぶしを骨折。連続した負傷により“ももクロ＝骨折”のイメージを定着（？）させた。

　玉井は、あーりんに向け「ももクロが骨折多いってイメージをつけたの、あなたでしょ？」とツッコミ。佐々木は「（高城は）仲間ですよ。（骨折仲間が）増えた気分です。骨は折れるものですから、（高城は）ゆっくり治して、完全に治癒して戻ってきてほしい」とエールを送った。

　高城は、骨折の原因となった今月３１日、８月１日に静岡のエコパスタジアムで開催される「桃神祭２０１５」には参加する予定。百田は「強くなった高城にも期待していただけたら」と予告しており“ハガネの手発言”は何かしらの伏線と見られる。

　「ももクロ大冒険」は、東京・六本木で開催中の「テレ朝夏祭り」の一環。来場者が「勇者」、メンバーが「旅の仲間」となって、ももクロの世界を冒険する展覧会で、過去の衣装や直筆イラストなどが展示される。会場の壁にメンバーがサインを入れ、百田が高城の不気味な（？）似顔絵、玉井が高城の偽物サインを書き込んだ。