日本テレビ系「情報ライブ　ミヤネ屋」（月～金曜、午後１・５５）で気象キャスターを務める蓬莱大介氏（３３）が２２日、大阪・読売テレビで行われた、劇団四季のライオンキング」特別公演で、主役シンバ役に挑戦した。

　劇団四季と番組のコラボ企画で、この日の「－ミヤネ屋」で生放送された。約１カ月間、劇団の指導を受けて練習してきた蓬莱氏は、主人公が「心配ないさ～」と声を張り上げて歌唱する名シーンを約１０分にわたって演じた。

　終了後に「やりきりましたが、緊張しすぎて『心配…』のところで、両方の足がつってしまって。その後は（続けるのに）必死で、あまり記憶がないんですよ」と告白。「（共演した）役者ひとりひとりと目が合うと、もう泣きそうになって…」と感慨深げに話すと、番組司会の宮根誠司（５２）から「早くも主役気取りです」とイジられていた。

　気象予報士になる以前は、学生時代から５年ほど俳優を目指していた蓬莱氏。「映画のエキストラ止まりでしたが、あきらめて、テレビの気象予報士になったら、今度は主役の話がきて…温度差がすごいですね」と笑顔。今回はかつて劇団四季に所属し「ライオンキング」にも出演していた妻（３７）の指導も受けたといい「夫婦げんかをすると教えてもらえなくなるので大変でした」。

　気象予報士としては異例の活動となったが、今後も「気象予報界のガチャピンを目指します。なんでもやりますよ」と宣言。テレビの生放送での挑戦で、かなりの度胸がついたといい、番組内で宮根からの激しいツッコミ＆イジリが名物となっていることに「もう宮根さんのツッコミも心配ないさ～♪」とノリノリだった。

　終了後は再び気象予報士に戻り、夕方のニュースに出演した。