アホの坂田 母校の甲子園出場を祝福
アホの坂田でおなじみのお笑いタレント坂田利夫が31日、夏の甲子園初出場を決めた母校・大阪偕星学園の後輩たちを祝福した。坂田は赤いアホマントを羽織って「アホ、アホ」のテーマ曲で「応援したい」と構想したが、「高野連が許してくれるやろか…」と、早くもうなだれた。
大阪市内で取材に応じた坂田は「おーめでーとさん!は当たり前として、まさか甲子園に出場してくれるとは。まいっちゃったね、たまんないね」と普段通りのギャグで後輩の快挙を喜んだ。
吉報には、仕事から帰るタクシーでスマホテレビを見ながらリアルタイムで触れたという。昔から応援していたというが、「大阪は強い学校ばっかりやし、(大阪大会で)優勝するとは思わなかった。母校の甲子園出場なんて夢のまた夢です」と真面目な言葉が飛び出した。
坂田と言えば、「アホ、アホ、アホの坂田」というテーマソングでおなじみ。このテーマ曲がかつて、センバツの入場行進曲に内定したという、まことしやかなうわさがあった。
坂田はこのウワサについて「僕も聞いたことある」と話し、「テーマ曲を応援マーチに使ってほしい。アホの格好してスタンド行って応援しまっせ!」と早くも気合十分。しかし、出場生徒の中に「坂田姓」がいることも十分に予想されるだけに、「高野連が許してくれるやろか」と弱気だった。
この日の決勝の対戦相手は古豪・大体大浪商だった。30日夜には、同校OBの落語家・月亭八方から電話があり、決勝を前にエール交換したという。坂田は「ケガをせんように。甲子園で優勝したら死ぬまでギャグやり続けたる」と息巻いた。