松本人志「27時間テレビ」休止のススメ
ダウンタウンの松本人志(51)が2日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)で、「FNS27時間テレビ」の休止を提言した。「やっぱり毎年やらないといけないのかな。ちょっと休んでみてもいいのかなと思いませんか」と主張した。今年は「本気」をテーマに7月25、26日に放送されたが、平成ノブシコブシの吉村崇が愛車のBMWを破壊したことが批判を受け、謝罪騒動に発展するなど、バッシングを浴びた。
局をあげてのお祭りだったが、視聴率は番組全体の平均視聴率が10・4%と昨年から2・7ポイント減少とふるわず。吉村だけでなく、大久保佳代子による27時間マラソンについて、ネット上で「ワープ疑惑(車で移動)」が浮上したり、さらば青春の光・東口宜隆が先輩芸人の元妻と不倫していたことを認めたりと、さまざまなコーナーが反響を呼んだ。
「どうなんですかね、あれ、やっぱり毎年やらないといけないのかな。ちょっと休んでみてもいいのかなと思いませんか」と切り出した松本は、「(この番組は)パロディーから始まってる。そのパロディーが日テレの真逆にいってないことがある」とするなど当初は日本テレビの「24時間テレビ」のパロディーだったはずが、パロディーになりきれなくなった点を指摘。
「大久保さんのマラソンとかさ、ヤラセちゃうかとか(批判があるが)、チャリティーじゃないから走る意味もないし、ヤラセでもいいわけじゃないですか。(コンセプトが)ねじ曲がっちゃってるんですよね。来年は(27時間テレビが)あるらしいぞ、とか。今年はあるで!の方が、みんなの士気も上がっていいんじゃないかと思う。」と持論を展開。一時休止を提案した。
また、吉村や東口の様に、番組を盛り上げようと自らをネタにした結果、炎上状態となっている後輩芸人がいることに触れ、「(番組側が)丸投げで雑に扱っているのがね。愛を持ってやってほしい」ともチクリと批判した。