タレントのクリス松村が５日、自身のブログを更新し、騒動になっている自民党の武藤貴也衆院議員に関して「あれは、クズ話ではありません」と独自の視点をのぞかせた。

　常日頃から匿名の無責任なインターネット上やＳＮＳの発言には苦々しく思っていた。それだけに騒動の賛否については言及を避けたが「卑怯で無責任な内容のインターネット上やＳＮＳの発言などに比べれば、名前と顔を隠さず本音をおっしゃる国会議員の方は、ある意味、ご立派です」と逆説的に“評価”した。

　さらに「包み隠しては、本当の議論にはなりませんから、あるべき姿です。それぞれの考え方を本音でぶつけているのですから、ああいうことが国会でも聞きたいと思います」と議会の盛り上がりを期待。「もちろん、あれは議員でも個人の考え方ですが、本当は同じ党内でも意見はいろいろあるはず。見てみたいパンドラの箱の中身ですね」と興味をのぞかせていた。