LiLiCo会見アジャ乱入 にらみ合い

タッグパートナーに指名した宮武に“お姫様スクワット”をされながらポーズを決めるLiLiCo=新木場1stRING
アジャ・コング(右)とにらみ合うLiLiCo=新木場1stRING
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 23日のDDTプロレス両国国技館大会でプロレスデビューするタレントのLiLiCo(44)が9日、新木場1stRING大会に登場し、デビューへ向けた公開会見に臨んだ。出場する「時間差タッグバトルロイヤル」で対戦する複数の選手に会見に乱入され、アジャ・コング(44)と“にらみ合う”緊迫する場面もあった。

 LiLiCoに詰め寄ったアジャは「デビューするらしいですなぁ。プロレスなめてもらっちゃ困るんだよ」とギロリ。負けじとLiLiCoも「ちゃんと練習してるし、プロレスが好きでデビューしたくて、まったくなめてないので」と応じると、アジャは「いいよぉ。じゃあ、やっちゃうよ」とにらみ合いに。十数秒経過したところで制止が入り乱闘には至らなかったが、アジャは「勝つのはウチらだ!」と捨てぜりふを吐いて引き揚げた。

 今回の試合方式は、2チームの対戦が始まり一定時間ごとに別の出場チームがリングインするタッグマッチ。アジャ・コングは大石真翔と組む。LiLiCoは肉体美とボディビルのポージングがトレードマークの宮武俊(24)を「ぜひとも組みたい」と指名して相棒に迎えた。

 アジャは、昨年LiLiCoが4カ月間保有していたアイアンマンヘビーメタル級王座の現王者(同王座は24時間タイトル移動が有効なシステムで、正式な試合をしなくともレフェリーが認定すればタイトルが移動する。そのため、LiLiCoは正式な試合はしていない)。“新旧王者”の激突となるが、LiLiCoは「あ、そうですかという感じですね」と相手にしていなかった。

 パートナーに宮武を選んだ理由を「顔。肉体が素晴らしくて、前から気になってたんです。廊下とかですれ違ったりした時に。おいしそうです!」とよだれをすすった。週4日から5日、本業の映画鑑賞の仕事と平行してジム通いを続けているが、プロレス技の構想も着々と練っている。「私、飛びたいの。それが夢」と空中技を予言したかと思えば、宮武との“合体技”についても「ゆっくり考えましょうね」と意味深に笑った。

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