栗田貫一 初代ルパン・山田康雄が降臨
アニメ「ルパン三世」の声で知られるものまねタレント・栗田貫一が13日、読売テレビ・日本テレビ系「ダウンタウンDX」に出演。長年ルパンの声を担当していた山田康雄さんが倒れ、急遽代役を務めた際に、入院中のはずの山田さんが目の前に表れたという不思議体験を明かした。
山田さんは1995年、劇場版「ルパン三世」製作中に倒れた(同年3月に死去)。栗田は急遽代役に呼ばれ、初めてルパンの声を担当することになった。
当時、栗田はルパンのものまねをしていただけ。「ちょっと手伝ってくれ」と声をかけられ、一部分を担当するだけかと思い、引き受けたが、実際には映画の1時間40分ほどが残っていた。栗田は「1時間半ぐらい全く手を付けてないところがあって。無理だ、って言ったんですよ」。
収録で台本に向かったが、全く思うようにできず、台詞が読めなくなり、スタジオをいったん出た栗田は、外で1人、目を閉じた。すると、真っ白なタキシードを着た山田さんが「降りてきた」といい、「お前でいいんだよ、そのままでやれば」と声をかけてくれたという。
その瞬間、「すっと台本しゃべれるようになって」と不思議な体験を振り返った。