アイカツ!次回劇場版は来夏公開

声優 下地紫野
劇場作品ヒットを祈念してバットで“ヒット”を狙う「アイカツ!」声優陣の(左から)和久井優、下地紫野、石川由依
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 人気アイドル育成ゲームの劇場版「アイカツ!ミュージックアワード みんなで賞をもらっちゃいまSHOW!」の初日舞台あいさつが22日、都内の劇場で行われた。今作で演じる声優陣も登場。主役・大空あかり役の下地紫野、新条ひなき役の石川由依、氷上スミレ役の和久井優がファンとの交流を楽しんだ。作品の最後には次回の劇場版が来年夏に公開されることが発表された。

 木村隆一スーパーバイザーは「楽しい映画にしようかなとは思ってるんですけどね。アイドルはみんな出てくるような映画にしたいなと思っています」と作中に登場するアイドル養成学校のアイドルたちを、あますことなく登場させることを約束。「新しいキャラクターも入ってくる」と新キャラ登場も予告した。

 「アイカツ!」アニメ版は約1年ごとに物語が大きく進展する構成で現在は第3部。第3部から主人公になった大空あかりを演じる下地は「前回の劇場版(昨年12月に公開)の時も、あかりは出てきたてで、あんなふうに(主人公に)なると思っていなくて…。そんなふうに(将来の主人公として)出てくる子がいるのかなと思いますね」と期待した。

 今回の「ミュージックアワード-」は、作中の音楽賞を劇場で放映する、というコンセプトで、ストーリー重視の前回や次回の劇場版とは趣向が異なる。下地は「初日を迎えられたこともすごくうれしいですし、ここにいる皆さんと『アイカツ!』大好きっていう気持ちを共有できて本当にうれしいです」とあいさつした。

 石川は「私たちはファンの方と会うのは初めてぐらいで。正面からお会いできるのが初めてなのでそれがすごくうれしいですね」。和久井も「私も今日、初めて皆さんとお話しできるということでとても緊張しているんですけど、こっちまですごくうれしい気持ちです」と笑顔をはじけさせた。

 最後に下地が客席に向かってバットで柔らかいボールを打ち返すパフォーマンスで大ヒットならぬ“大ホームラン”を祈願した。

 「アイカツ!」はトレーディングカードを使用するアーケード用ゲームで、12年10月の稼働開始と同時にテレビアニメも展開されている。アイドルを目指す女子の成長を描くストーリーとなっている。

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