長渕剛富士山ライブでケガ人
歌手・長渕剛(58)が22日、富士山麓の静岡県富士宮市「ふもとっぱら」で開いた「10万人オールナイトライヴ2015」で、長渕がヘリコプターで登場した際の風圧で救護用テントが倒壊。中にいた看護師2人が打撲の軽傷を負った。
2人はコンサート会場に設置された救護施設のスタッフだった。
コンサートは10万人を動員し、午後9時ごろに始まった。長渕を乗せたヘリコプターが会場の上空を何度も旋回。そのままヘリはステージ横に降り立ち、長渕は10万人が待つステージへギターを持って歩いて登場した。大歓声とともにツヨシコールが沸き起こり、両手を広げて長渕が歓声に応えていた。
救護室近くにいた40代の男性は、デイリースポーツの取材に対し「風が強くて、テントが揺れていた。救護室横のインフォメーションの張り紙など、紙が風で散乱していた」と語った。
救護室はステージから600メートルほど離れた丘の上にある。