DAIGO100キロ涙のゴールで「HM」
日本テレビ系「24時間テレビ38 愛は地球を救う」の100キロチャリティーマラソンに挑戦していた歌手のDAIGO(37)が23日、ゴール地点の日本武道館に到着し、見事、駆け抜けた。22日から走り続けていたDAIGOは全員の笑顔に迎えられ、「ありがとうございます!」と絶叫した。
残り1キロを切った時点で、DAIGOは泣いた。両目には涙が浮かんでいた。約600メートルになると、両手にトレードマークの黒い手袋をはめ、ゴールに備えた。
ゴールしたDAIGOは「たすきをつなぐっていう重大な任務があったので、できるか不安でしたが、できて良かったです」と語った。
「お帰り」の声をかけられたDAIGOは「今の気持ちはHM。走りました!」と得意の表現で表した。
「少しでもぼくの存在が力になってくれたら」。そんな思いを込めてDAIGOは走り続けた。22日のスター時には、「コンディションはPD。パーフェクト・ダイゴ」と“DAI語”で絶好調をアピール。蒸し暑い状況だが、「大丈夫です」と余裕を見せ、「太ももがいい感じ。過去最高に人生で筋肉が付いている」と未知の距離にも自信をみなぎらせた。
終盤は苦痛に顔をゆがませていたが、沿道の声援などに助けられ、ゴールを果たした。
全国7606キロ、450人のランナーが北海道と沖縄からつないできた2本のたすきをかけて後半はずっと握りしめた。武道館にたどり着いたDAIGOは充実の表情にあふれていた。