山本耕史 堀北にフラれ続けた6年明かす
女優・堀北真希(26)と22日結婚した俳優の山本耕史(38)が24日、フジテレビ系「とくダネ!」の独占インタビューに応じ、初共演時から猛アタックを続けてきたが、6年間フラれ続けていたことを明かした。今年5月に舞台で共演し、毎日約40通の手紙を渡し続け、いきなり「結婚しましょう」とプロポーズしたことなど、結婚秘話を明かした。
結婚を報告する直筆ファクスで「今年5月『嵐が丘』での共演まで願ってのこの度の入籍となりました」とつづり、6年前の初共演時から抱き続けた堀北への思いを文面ににじませていたが、片思いから「交際」を飛び越え、一気に「結婚」に突き進んだ“舞台裏”を自らの言葉で明かした。インタビューは23日に行われた。
2人は09年4月期のドラマ「アタシんち」で初共演。「すごい芯があるというか、(肝が)据わっているというか」と好意を抱き、連絡先を聞いたが、教えられたのは「事務所の(電話)番号でした」と相手にもされなかった。
翌10年には「わが家の歴史」で夫婦役で共演。クランクアップの日に「打ち上げで飲みに行こう」と誘ったが「行きません」と再び、フラれた。
その後もめげることなく、堀北が舞台をやれば、楽屋にあいさつに行き、「そろそろメールアドレスか携帯の番号を教えてもらえませんか」と直筆の手紙を渡し、アタック。しかし「何の反応もなかった」。
12年には堀北がNHKの朝ドラ「梅ちゃん先生」に主演。山本が出演するNHK大河「平清盛」の撮影スタジオはちょうど隣で、毎日、衣装のまま堀北のスタジオに顔を出し、「もう来ないでいいですから」とまで言われたという。
そして今年。5月上演の舞台「嵐が丘」で恋人役での共演が決定。フラれ続けた6年間を思い、「僕でいいんだろうか」と一瞬、思ったというが、そこはめげない山本。けいこの後半から毎日、40通近い手紙を書いて渡したという。堀北からの返事は、一通もなく、電話番号も教えてもらえなかった。
迎えた千秋楽。「せめて俺のを教えさせてください」と再び自分の番号を教えると、その夜、やっとLINEで返事が来たという。
その後、堀北が京都入りすることを聞き、新幹線での“待ち伏せ”を狙い、「勘で新幹線をとった。これで(堀北が)乗っていたら、奇跡というか、運命というか」。東京駅から乗ると、堀北は奇跡的にも品川駅から乗ってきた。山本は「思いのつまった」指輪を堀北に渡し、「交際じゃなくて、『結婚しましょう』と言いました」と、「交際」を飛び越え、いきなり求婚したことを告白。
「彼女にとって“結婚”っていうのは、とっても大きなものだったらしく、そこに僕がぱっとその言葉を言ったらとっても思いが刺さったようで」と6年間の思いが通じた瞬間を笑顔で振り返った。