橋下氏 引退確認に「アホらしい」
大阪市の橋下徹市長(46)=大阪維新の会代表=が3日、大阪市役所で定例会見を開いた。大阪維新の国政政党化をぶち上げた橋下氏は、今年12月18日の市長任期満了後の政界引退について、記者団から疑問視されると「自由にさせて!もう答えません、アホらしい」などと“橋下節”をさく裂させた。
「ないです!まあでもね、将来のことをここまで、なんでそうやって僕の人生を決めさせんの?どういう権限で。自由にさせてよそんなの。自由にさせてください、縛られません、もう誰からも縛られない。もう言うのヤメた将来のこと。自由にします。知りません。もう自由。有権者も放っておいてください。僕の人生なんですから。なんでその道をね、よくよく考えたらアホらしい。何で自分の道をああなんですか、こうなんですかと、もう答えません。自由にやる。僕はもともと自由にやりたいから弁護士になったんだし、自由業になったんで、もうそんなの世間から、もうそんなのいちいち、どうですか、こっちはウソでしょ、とか知りません。もう、やるかもわかんない、そしたら。……ウソウソ、またそんなの冗談ぐらい分かってよ」
ニヤリとした笑みを浮かべ、息つく間もなく延々続いた“橋下劇場”。行き着くこと改めて「冗談か」と確認されると「もう、それは冗談!ただ人から、いろいろ言われるのがめんどくさくなってきたんで、だいたい人にああだこうだ言われるのが嫌なんでね。なんか、絶対ですか!って知ったこっちゃない」と語った。
5月17日の引退表明時に「僕の人生の中で政治家は終わり」と発言した橋下氏。記者団から「今は」とか「1回」とかの“条件”は付けないのかと問われると「終わり!ないです!終わりです!」と苦笑いしていた。