尾木ママ、西武文理小校長はナッツ姫
文理佐藤学園の佐藤仁美園長が、校長を務める西武学園文理小児童の海外修学旅行費用を流用、カジノなどで豪遊していた件について、尾木ママこと教育評論家の尾木直樹氏が「まるでナッツ姫」と、学校の同族経営による弊害を嘆いた。
佐藤園長は学園創設者の長女で、まだ44歳の若さながら6年前に学園長に就任し、西武学園文理小学校の校長も務めてきた。
尾木ママはそんな長女が起こした事件によって、大韓航空副社長による「ナッツリターン騒動」を想起し、「学校の一族経営は学校の『私物化』を招く」と、同族経営による構造的な問題であることを指摘した。
日本が世界でも同族経営企業の多いことを説明した上で、「しかし会社と違い 学校は同族経営はやめた方がいい」と主張。「両親と一緒に学校経営なんて 気持ちの上でも私物化に陥るもの」とナッツ姫同様の「甘え」の存在を事件の原因とした。