篠原涼子「裸で始まって裸で終わる」
2006年のテレビドラマから続いてきたシリーズの完結編となる映画「アンフェア the end」が5日、公開初日を迎え、主演の篠原涼子(42)らが都内で舞台あいさつを行った。
胸元の大きく開いたセクシーな黒いドレスで登場した篠原は「10年間の集大成をお届けできてよかった。幸せすぎますね。皆さんが応援してくださったから私がここに立っていられる。10年間支え続けてくださってありがとうございました」と笑顔でファンに感謝した。
連ドラからずっと共演している寺島進(51)は「メークしてよし、スッピンよし、脱いでよし、酒飲んでよし、コメディーもよし。こんな完璧な女性、憎々しいけど大好き。涼子、きれいだよ!」と篠原を絶賛。篠原は「テラさんがそう言ってくれるからずっと木に登りっぱなし。それでスイッチが入る」と共演陣にも感謝した。
佐藤嗣麻子監督によれば、冒頭のシャワーシーンは篠原の提案で挿入されたといい、篠原は「『アンフェア』って裸で始まってるから、裸で終わらないと『アンフェア』っぽくないかなと思って」と作品への愛情を吐露。「連続ドラマの最初の打ち合わせで、佐藤監督に『ハードなバリバリのキャラでお願いします』と言われ、『ハードはやりたくない。クールがいい。だったら他の人に譲ってください』と言った小生意気な32歳でした」とキャラクター作りの秘話も明かしていた。