元AKB川栄 卒業後初舞台で開眼
元AKB48で女優の川栄李奈(20)が11日、東京・新国立劇場中劇場で、初主演舞台「AZUMI 幕末編」の初日公演を迎えて、開演前に会見した。
8月のAKB卒業後、初仕事となり、舞台初挑戦にしていきなり主演を任された。女刺客として育てられ、坂本龍馬と供に新時代の到来を信じて剣を振る役どころで、オープニングからクライマックスまで殺陣シーンの連続。延べ350人を切りまくるとあって、「気持ちいいですね。殺陣をせっかくたくさんの方から教えていただいたので、(今後も)やっていきたい」とアクション女優への“開眼”を宣言した。
直後に龍馬役の浅香航大(23)が、「ウソ!!2週間前に『もう殺陣はやりたくない』って聞いたけど」と暴露。思わぬ内部告発に川栄は、「2週間前の話で、今はやりたいと思ってます」とばつが悪そうに言い訳した。
おバカキャラらしからぬ舞台上での迫真の演技を、演出を手掛けた岡村俊一氏は「(昨年の)AKBの総選挙では16位だというけど、演劇では日本で1位を獲れると思います」と評価していた。