NMB小谷里歩 涙で卒業発表
アイドルグループ、NMB48の中心メンバーの小谷里歩(21)が13日、大阪・NMB48劇場で行われたチームN公演で、同グループから卒業することを涙で発表した。
この日の公演は8月24日に21歳となった小谷の「生誕祭」として開催されたが、メンバーやファンに祝福された後に「私、小谷里歩はNMB48を卒業します」と表明。場内がどよめく中、卒業は昨年ごろから考えていたことを明かし「次のステージに進もうと思います。大好きなバラエティー番組や演技の仕事がしたいです」と涙を流しながら語った。
卒業時期は未定。スピーチの途中で「あっ、鼻水が…」とボケる小谷らしいあいさつを行い、最後は「こんな空気にしてしまいすみません。鼻水たらしてる写真は使わないでください」と笑いを誘った。
最終的に卒業を決めたのは今年夏ごろで、運営側を通じてAKB48グループの総合プロデューサー・秋元康氏(57)に報告したという。
小谷は2010年に1期生としてNMB48入り。「りぽぽ」の愛称で親しまれた。
お化け屋敷イベントでリアルに腰を抜かして立てなくなったヘタレキャラや、劇場の天井に向かってブツブツとつぶやく霊感ネタなどが話題に。端正な風貌に似つかわしくない独特のキャラクターで注目された。
ヘタレ脱却を目指して根性試しで開催した独演会ライブでの、ぶっちゃけぶりや、ゆるい自虐トークが人気に。12年11月からAKB48・チームA、14年4月からのAKB48・チーム4と兼任した。