村上虹郎、高畑裕太と二世トーク
俳優・村上淳(42)と歌手・UA(43)の長男で俳優・村上虹郎(18)が14日、都内で、地上波初出演初主演となるフジテレビ系特別ドラマ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」(21日放送、後9・00)の完成披露試写会に出席。女優・高畑淳子(60)を母親にもつ俳優・高畑裕太(21)とともに“二世俳優”がぶっちゃけトークで盛り上げた。
虹郎は今作でリーダー格で活発な少年が7年後に引きこもりの生活を送る高校生を演じ、「16歳手前ころまでは引きこもっているというか、学校とか他人に対して開けた人間じゃなかった。そのときを思い出しながらやりました」と、引きこもり時代があったことを明かした。
NHK連続テレビ小説「まれ」に出演中の裕太は「初舞台あいさつで緊張している。虹郎君は会った直後からタメ語でした」と今作で最年長ながらいじられ役になっていることを告白した。
裕太は母・淳子も自身の作品を見るといい、「母親はつい先日、(ドラマの)完パケ(完成原版)を見たんですけど、ダメ出しがすごい激しい。自分が出てくると同時に一時停止して、『ここはセリフを大きくしゃべらないと』とダメ出しが入る」と苦笑いした。
「顔がでかい家系」という裕太は「お母さんも(自分が登場すると)『ああ、でかい、でかい。画面からはみ出す』と言っていた」。共演者でイケメンの志尊淳(20)が画面に登場すると淳子が怒るそうで、「志尊君に怒っていた。『あんた、かっこいいわね。うちの息子に分けなさいよ』と言ってました」と母子のやりとりを赤裸々に語っていた。
作品はフジテレビ深夜アニメ枠「ノイタミナ」の27作目として2011年4月から6月にかけて放送された同名アニメが原作。幼なじみの少女を事故死で失い、絆が決裂したグループ「超平和バスターズ」が高校生になった7年後を描く。