中尾ミエの「終活」財産残さず、生前葬
歌手で女優の中尾ミエ(69)が15日、フジテレビ系「ノンストップ!」(月-金曜、前9時50分)の取材に対して、自らの「終活」について財産を残さず生前葬を催すなどと具体的なイメージを明かした。
中尾は現在、自ら演出も務めるコメディーミュージカル「ザ・デイ・サービス・ショウ」の稽古に励んでいる。そんな中、自らの終活について語った。
まず「最期を迎える場所」について「最後まで舞台に立って、舞台でバタッと倒れるのが理想。歌ってる最中でもいい」とイメージを描いている。
そして「まだボケてないうちに生前葬をやりたい。いろんな人が集まっていろんなこと言うのを見たい。死んでから来ても仕方ないからね」と、知人の生前葬に出席して感動して以来、自分でもやるつもりだという。
中尾は独身で、家族がいない。だから「墓守する人がいないので、お墓はいらない。忘れられても仕方ない。財産なんか残しても仕方ない。絶対もめるんだから」と、遺産を残さない形を考えている。
現在住む家に隣接して、かつて両親が住んでいた家を建て替えたアパートがあり、ビジネスではなく気の合う仲間たちに貸している。
家族はいないが、「みんなが知り合いだから、帰って来たらホッとするって言ってますね」と、そんな触れ合いがあるので寂しさは感じていないようだ。