中村玉緒 芸能界一の海老好き告白
女優・中村玉緒(76)が「ベストシニア大賞」の食卓笑顔部門を受賞し20日、神奈川県・武蔵小杉で行われた表彰式に出席した。敬老の日に制定された「海老の日」を記念し、現役で活躍するシニアや海老業界に貢献した人に贈られる。
「“海老大賞”を頂いて…」と笑わせた中村は、「天ぷらだと最低20匹いただくのが普通。それぐらい大好き」と告白。「食べ物をおいしくいただけるのが健康のバロメーター。これからも何百匹もいただきたい。この年になっていただく大変貴重な賞で、芸能界の人たちにも自慢できる賞」と笑顔で感謝した。
中村は、小学生の頃に父・中村雁治郎さんに天ぷら屋に連れて行ってもらった思い出や、母から「関西人は天ぷらは一匹丸ごと頭も食べるのがならわし」と教わったことも告白。「勝新太郎には気の毒なことをしました。お料理が下手なんでございます。お手伝いさんが作った天ぷらをおいしそうに食べておりました。主人は食べ物を大事にする人だった」などと、海老にまつわる家族の思い出も語っていた。
【海老の日】
長寿の象徴である海老を「敬老の日」(9月第三月曜日)に食べるという新たな食文化を作ろうと、愛知県に本社を置く老舗海老問屋が「日本記念日協会」に記念日登録を申請。13年4月に認定された。