中居の父 タモリの見舞いに涙

 SMAPの中居正広が20日、この日最終回を迎えたフジテレビ系「ヨルタモリ」にゲストとして登場。中居の父・正志さんが今年2月に亡くなる直前にタモリが自宅を訪れたこと、正志さんがタモリの顔を見て泣いたことなど、これまで明かされていなかった思い出が語られた。

 タモリは正志さんとは一緒に麻雀をするなど「お父さんと仲良かった」「気が合ってね。一方的に俺が気があってね」と思い出すように振り返った。亡くなる2週間前には笑福亭鶴瓶、松本人志とともに3人で病室を見舞い、実はその後にも1人で見舞っていた。

 亡くなる直前、正志さんは「もう1回、家に帰りたい」と希望。1日だけ家に連れて帰り、親しい友人らを自宅に招待したという。その時、芸能界の知人でただ1人、中居が声をかけたのがタモリだった。タモリは「俺、もう1回会いたいんだけども…」と中居に伝えていた。

 中居は父親にプレッシャーを与えないよう、タモリが来ることは伝えていなかったという。「タモさんの顔見たら泣いちゃって、親父。びっくりしちゃって、ね。俺、初めて親父の涙見た。でも、親父がワッと泣いた後、俺と目が合って。俺の前では泣いてはいけない顔をして…。あれは何とも言えなかったですね」と微笑みながら振り返り、タモリも「何とも言えなかったですね」とうなずいた。

 中居は見舞いの翌日、タモリに電話。「意識がなくなりました」と伝えたという。最後の帰宅を果たした後、意識がなくなり、そのまま意識が戻ることなく、帰らぬ人となったのだという。中居は「冥土の土産?そうですね。最後にいい遊びだったと思います。気持ちよかったと思います」と微笑みながら話した。

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