アグネス・チャン 予告に「怖かった」
歌手のアグネス・チャンが23日、滞在先の米国から羽田空港に帰国し、公式ツイッターに殺害を予告するコメントが書き込まれていたことについて取材に応じた。
アグネスは上下とも白い服をまとい、心配そうな表情で報道陣に前に現れた。予告を知った時にはは「怖かった」と悲しそうな表情で述べた。
アグネスは日本ユニセフ協会大使として、児童ポルノ根絶を訴えてきた。この活動を始めた直後から、悪質な書き込みが毎日あり、自身が法制化に向け動いた児童買春・児童ポルノ禁止法が今年7月に施行されて以降は、さらにエスカレートしていたという。
現在、警視庁がが脅迫容疑で捜査中だが、この日は自宅に帰ることに「やっぱり不安。スタッフがいるから大丈夫だと思う」とショックを隠せない様子。今後警備など対策を施すが、犯人には「名乗り出て反省してほしい。たくさんの方が心配している」と訴えた。
またこの日、自身と同じ乳がんを公表した北斗晶(48)には「勇気を持って、前向きに立ち向かってほしい。長い闘病生活、みんなで励ましていきたい」と自身の経験をもとにアドバイスとエールを送った。
アグネスは三男のスタンフォード大学の入学式に出席するために渡米。予告は19日に投稿され、気がついたアグネスが事務所経由で警視庁に相談し、警視庁は脅迫などの疑いで調べている。
脅迫コメントは「9月21日ナイフでメッタ刺しにして殺しますよ 児童ポルノ認めないと君のアグネス御殿は血まみれになりますよ」などという内容だった。