竹内結子、大河初出演 三谷監督乱入
俳優・堺雅人(41)の主演で来年1月10日スタートのNHK大河ドラマ「真田丸」(総合、日曜、後8・00)で、新たに決まった9人の出演者が24日、都内で主演の堺とともに会見した。
9人の中では女優・竹内結子(35)、歌舞伎俳優・片岡愛之助(43)、落語家・桂文枝(72)ら4人が大河初出演。豊臣秀吉の側室・茶々(淀)役の竹内は、大河初出演に「大河のイメージは受信料ですね。ちゃんと払っています。朝ドラ(99年・あすか)の時も払ってました」とユニークな返答を交え「真田さんちの大きな船に乗ったつもりで、最後まで頑張りたい」と抱負。茶々(淀)役には「多くの方が淀を演じてこられた。そこに私も加えていただけるのは光栄」と喜びを明かしていた。
この日は前回、7月の出演者発表に続き。脚本の三谷幸喜氏(54)が会見に乱入。「西日暮里壁新聞」と名乗り竹内に名指しで質問。以前、竹内が主演で三谷が脚本&演出したドラマ「大空港2013」を例に出し「大空港の時のように、台本がギリギリの方が、何も考えずに演技ができて良かった!と聞いてますが、今回も遅くていいですか」などと質問。当時は台本を覚える時間もなく苦労した竹内は「ダメです」と、早い台本仕上げを求めていた。
また、朝ドラには俳優やナレーションで出演経験はあるが、大河が初出演となる桂文枝は千利休役で出演。「千利休と同じ堺市出身」と役柄との縁をアピールし「『軍師官兵衛』での(春風亭)小朝師匠に続き、私も頑張って、大河ドラマに噺家枠を取り入れたい」との思いも語った。
大谷吉継役で大河初出演の愛之助は、舞台公演中とあって会見は欠席した。主演の堺雅人とは、大ヒットドラマ「半沢直樹」では、銀行と国税という対立する立場での役柄だったが、今回は堺が演じる真田信繁の盟友として支える役。屋敷陽太郎プロデューサーは「半沢直樹のことは意識せずに決めた」と話した。
ほかに豊臣秀吉役に小日向文世(61)、北政所役に鈴木京香(47)、石田三成役に山本耕史(38)らが出演。