川島なお美さん余命1年宣告されていた
タレントの山田邦子(55)が25日放送のTBS系情報番組「白熱ライブ ビビット」(月~金曜、前8・00)に生出演。同じ所属事務所で長年親交があった女優の川島なお美さん(享年54)を追悼した。
「ちょっとね…厳しいですね」と言葉を詰まらせた。川島さんの夫の鎧塚俊彦氏、歌手・大黒摩季の夫、山田の夫の3人は仲が良かったという。山田は大黒から「大変だ。お化粧しにいってあげよう」と連絡を受けて、夜9時半ぐらいに病院に到着。川島さんが尊敬していた女優の倍賞千恵子も病室に駆けつけていたという。
すでに息を引き取っていた川島さんの様子を「小さくなっていたけど、本当にきれいだった」と語った。Tシャツ姿から赤いワイン色のドレスに着替えさせ、朝には意識がなくなっていた中、皆で洗髪もしてあげていたという。山田は「耳元で『起きろ!』と言ったけどダメだった」と涙ぐんだ。倍賞が「最後の最後まであんたは女優だったよ」と声を掛けていたという。
川島さんは昨年1月に肝内胆管がんで手術を受けているが、山田が鎧塚氏から聞いた話によると、一昨年7月には余命1年を宣告されていたという。仕事の都合で手術を遅らせたが、鎧塚氏が「その7月から(手術までの)1月が悔やまれる。早く(病院に)行けばよかった」と言っていたことを明かした。
川島さんの生前のVTRを見ながら、山田は「女からすると『何、かわいこぶっちゃって』とか、反感を買われるタイプよ。でも、一生懸命なので全部許せた。ワインも髪型もそうだし、いろんなブームをつくった」と振り返った。「かわいいとかそれだけじゃない。本当に努力していたのは皆知っている。残念ですけど、すばらしい人生だったと思います」と早過ぎる死を悼んだ。