川島さん母 見舞い直後急変で看取れず
胆管がんで24日に死去した女優・川島なお美さん(享年54)の遺体が28日正午頃、夫でパティシエの鎧塚俊彦氏(49)に付き添われ、安置所に運ばれた。この日午前、都内の自宅には女優・高島礼子(51)や山田まりや(35)が弔問に駆けつけていた。通夜は10月1日、葬儀・告別式は10月2日に東京・青山葬儀所で営まれる。
また、なお美さんの実母・好絵さん(83)が28日放送されたテレビ朝日系「グッド!モーニング」(月-金曜、前4時55分)の取材に応じ、亡くなった24日に愛知県から上京して見舞いながら、最期を看取ることができなかったことを明かした。
小康状態が続いたため、いったん愛知の自宅に戻ったが、間もなく悲報を知らされたという。川島さんは24日午後7時55分に息を引き取った。鎧塚氏ら身内にとっても、突然すぎる別れだったと思われる。
川島さんは23日午後11時頃、ベッドの上で吐血。鎧塚氏によるとその直後から意識が遠のいていったという。好絵さんは異変を知らされ24日に上京。病院に着いた時には「もう全然反応がなくて、寝たきりで動かないし本当につらくて」と会話はできず、「もう少し早く行って、話がしたかった」と悔やんだ。
しばらく病室にいたが、その後小康状態が続いたため、いったん愛知に戻った。しかし直後に容体が急変。死に目に会うことはできなかった。
好絵さんは「(病室に)最期までいればよかったなあって、後悔してます。あの若さで逝ってしまって、本当に泣けて仕方がなかったです。代わってあげたいと思いました」と、娘に先立たれた母親の悲痛な思いを涙声で語った。