福山&吹石、出会いの撮影詳報
28日に結婚した歌手・福山雅治(46)と女優・吹石一恵(33)が出会ったのは2001年3月に発売された女性誌「an・an」(3月30日号)での写真撮影企画だった。
福山が高校卒業記念に吹石を撮り下ろす企画で、アラーキーこと写真家・荒木経惟氏が福山を指導した。“師匠”荒木氏からは、福山の撮影ぶりを見て「あれはベッドシーンみたいなもんだよ。やるなー!」とその後の2人を予感させるような声が上がっていた。
福山と荒木氏が吹石の撮り下ろしで競演した同企画。普段は汗をかかないという福山が、撮影開始から30分で汗びっしょりとなり、荒木氏は「うん、2回セックスした後くらいの感じだな。それでこそ、いい写真が撮れるんだ」と感心したスタートだった。
福山は当初、ストライプのシャツ姿の吹石を窓際に立たせるなどして撮影していたが、「白い服でも撮りたいから」と着替えてもらい、さらに場所を変え、時間を忘れて撮り続けた。“天才・アラーキー”を待たせるほどのめり込んだ。
また、吹石とともに床に寝転がって撮影。荒木氏が吹石について「彼女はすごく反応がいいね。どんどん良くなる。撮る側と撮られる側、2人の関係性が密着していくという感じの、いい要素を持ってる」と魅力を語ると、福山も「そうですね、僕も感じました」と呼応。
2人が寝転がって撮影していたことを荒木氏が「あれは、ベッドシーンみたいなもんだよ。俺ね、窓から覗き見してたんだ。デートして横たわって囁き合ってるぞ、やるなー!って(笑)」とうらやましがると、福山は「いやいや、手に触るのがやっとでしたよ(笑)。でも、狙った色気じゃない無防備さに、かなりグッときちゃいましたね。10代特有のアンバランスさっていうんでしょうか?」とカメラマンとして対峙した時に感じた吹石の魅力を語った。
撮影後、モデルとなった吹石は「福山さんの撮影はしゃべりながら、すごくリラックスできました」と感想を語っている。
荒木氏は2人を見て「似合う」と直感。並んでもらい、写真を撮った。同誌にもその写真は掲載されており、床に座り、吹石が福山の肩にもたれ、足首に手を回すセンチメンタルでセクシーな、2人の雰囲気が伝わる1枚となっている。
2人は2010年前後に知人を介して再会し、友人関係から「数年前に」(福山)恋人関係に発展。12年12月にはお泊まり愛が写真週刊誌に激写されている。