教育評論家の尾木ママこと尾木直樹氏が２９日、ブログを更新し、三重県伊勢市で起こった高３女子刺殺事件について言及した。逮捕された男子生徒（１８）が女子生徒から「頼まれて殺した」と供述していることに「本当なら最悪の事件」と見解を示した。

　尾木氏は事件を報じる新聞紙面の写真を掲載し、「頼まれて刺した？様子！？もし本当なら信じられない　最悪の事件と言わざるを得ません」とした。「生きること、死んではならないんだと全力で説得するべきなのです！！」と訴えた。

　さらに尾木氏は「すぐに先生や周囲の大人に助けを求めること」「命の大切さ伝わっていない！ことに苛立ちを覚えます…自分が大事にされていないと同級生の命守れないのかもしれないです」とも指摘した。

　伊勢署によると、男子生徒は「自分がしたことに間違いない。波田さんに頼まれて殺した。包丁は自宅から持ち出した」と容疑を認めている。