俳優の生瀬勝久（５４）が３０日、大阪市内で舞台「ブロッケンの妖怪」（１１月５～８日、大阪・サンケイホールブリーゼ）の取材会を開催。同作品が舞台初挑戦となる佐々木希（２７）への“口撃”を展開した。

　同作品は、孤島にある洋館を舞台に、生瀬と竹中直人の掛け合いが見どころ。佐々木は洋館に住む娘役で出演する。佐々木の舞台演技は“未知数”だが「佐々木さんが初舞台で興味あります。お芝居はそんなに大したことないと思いますが」とチクリ。ただ、「きれいなのは確か。あのビジュアルですから」と舞台映えすることには太鼓判を押した。

　舞台期間中は演技や私生活での相談を受ける可能性も。生瀬は「いろいろ相談に乗っていけたら。美人ですしね」とノロける一方で、「私は一刀両断のタイプ。佐々木さんは楽しくないでしょうね。女性は相談しながら話したいと思うので」と冗談交じりながらも手厳しかった。

　佐々木の出演については「竹中さんが好きなんですよね、きれいな人が。（稽古場は）絶対テンション上がるでしょう。竹中さんはそれで決めたんでしょうね」と勝手に“竹中は佐々木が好き”と推測していた。

　もちろん役者の先輩として佐々木への助言も忘れなかった生瀬。「舞台の楽しさを味わってもらえたら。お客さんと空気を共有できる。カーテンコールの時の達成感、拍手の少なかった時の悔しさを肌で感じて」とエールを送った。