乳がん摘出手術を受けた元プロレスラーでタレント・北斗晶（４８）の夫、元プロレスラーでタレントの佐々木健介（４９）が、現役引退してから止めていたブログを１０月１日、再開。北斗のがんを知り「チャコが死んでしまうかも」と恐くて震えたことを告白した。ショックから立ち直れない状態が続いていたが、９月２４日の手術室に入る直前に「大丈夫だよパパ」と涙を流しながら懸命に笑顔を作った北斗を見て、「俺が守らなくて、誰が守るんだよ！」と決意したことなど、長文で北斗、家族への思いをしたためた。

　健介は初回エントリーのタイトルを「北斗晶の旦那ちゃんです！」とし、まず「妻　北斗晶の乳癌の件でファンの皆様をはじめ関係者の皆様には、大変なご心配とご迷惑をおかけしてしまい大変申し訳ございませんでした」と挨拶した。

　その上で、乳がん判明からのことを記し、特に病が分かった際には「『チャコ（※北斗）が死んでしまうかも！』と考えた時、恐くて恐くて心も体も震えました」と、当時のショックを伝えた。

　北斗が「ハッキリするまでは２人だけの秘密に…」と望んだことから、息子たちにもずっと話さなかったという。やっとこのことを伝えたのは入院１０日前の９月１３日で、「余命１ヶ月の花嫁」のＤＶＤを見せてから、打ち明けた。

　ブログでは「手術室に入る前のチャコが、無理に笑った顔で俺に『大丈夫だよパパ。オッパイ片方なくなっても、いつか今よりデッカいロケットおっぱいを作ってやるから』と涙を流して言ってきました」と手術直前の様子を明かし、「俺、チャコが癌告知されてからどんな顔してたんだろう？無理に笑って、いつもの強い口調で喋るチャコが可哀想で、、、俺が守らなくて、誰が守るんだよ！とハッとしました」と決意したことを記した。

　また、「チャコは凄い怖がりなんです。採血さえも嫌がって張りを刺されるのを見られない怖がりなんです。１人で入っていく手術室は本当に恐怖だったと思います」と手術にのぞむ心境を察した。

　健介は昨年４月に現役引退、同時にブログを閉鎖していたが、抗がん剤治療でブログを書くことができなることも想定した北斗からの勧めで再開に至った。健介は初回の書き込みに苦労。午後１時に長文の書き込みをエントリーし、「このブログの下書きをするのに…俺、１４時間かかっちゃいました」と明かした。

　１０月１日は、佐々木健介・北斗晶夫妻の２０回目の結婚記念日に当たる。