鎧塚氏「川島なお美は本当に幸せ」
9月24日に胆管がんのため死去した女優・川島なお美さん(享年54)の通夜が1日、東京・青山葬儀所で降り続く雨の中、しめやかに営まれた。喪主を務めた夫でパティシエの鎧塚俊彦氏(49)は「最後まで立派だったと思います。川島なお美は最後まで川島なお美でした。最後の最後まで女優を貫けましたのも、皆さんのご支援のたまものと感謝しております。女房は、川島なお美は本当に幸せでした」と声を震わせながらあいさつした。
優しい微笑みをたたえる遺影の隣には、川島さんが飼っていた愛犬と同じ種類のミニチュア・ダックスフンドのぬいぐるみが飾られた。祭壇には生前愛飲したワインのボトルやグラスが並べられ、百合など白い花の中にワインレッドの花で優雅で流れるような曲線が作られた。
また、「ありがと」とのメッセージが飾り付けられたケーキもそなえられた。