美保純「パパいる女優」に悔しい思いも
女優・美保純(55)が7日、水曜ラーギュラーを務めるTOKYO MX「5時に夢中!」に生出演。30代半ばに女優業がいやになったことがあったことを明かした。
理由は女優の仕事はたいしてしていないのに、「お金持ちのパパ」を見つけるなどして、裕福な暮らしをしている女優がいることで「悔しい」思いをしたことだったという。
美保はこの日の番組で「30代半ばぐらいの時に…そこまでやると運命決まっちゃってるのかな、女優業も。同じように女優さんしてて、そんな(女優の)仕事してないのに、お金持ちのパパとかダンナさんとかがいて(見つけて)。いいマンションに住んで、ブランド物とか買って、女優より女優らしい、すごい裕福な暮らしをして(人たちがいて)」と振り返り、そういう“女優”を見ながら「悔しい」思いをしていたことを打ち明けた。
30代半ばの美保は、収録現場でもらう冷えた弁当を食べる生活で、「悔しい。私がやってること、って、何。何やってるんだろう、私」と自問自答する日々だったという。
美保は1981年、にっかつロマンポルノ「制服処女のいたみ」でデビューした。
84年、「男はつらいよ」にタコ社長の娘・あけみ役で初登場。以後、第33作~39作までレギュラー出演。“寅さんファミリー”の1人となる。87年、「男はつらいよ 柴又より愛をこめて」「キネマの天地」で日本アカデミー賞の助演女優賞を受賞。女優としての地位を確立した。