北川悦吏子氏 難病との戦い告白

 「ロングバケーション」「あすなろ白書」などで知られる脚本家の北川悦吏子氏(53)が国指定の難病の「炎症性腸疾患」との戦いを8日、フジテレビ系「ノンストップ!」の独占インタビューで明かした。

 病気は1999年、37歳の時に発見された。大腸などに潰瘍が起きる病気で、北川氏は「10年ぐらい大変でした」と振り返った。さらに聴神経腫瘍も発症、現在左耳が全く聞こえない状態という。

 それでも病気を隠し仕事を続け、病院にパソコンを持ち込んで仕事を続けた北川さん。2010年に手術を受け大腸を全摘出、現在、症状は落ち着いているという。

 北川さんは「人って先の希望があったら生きていける、どんな状況であっても」とキッパリ。「愛していると言ってくれ」「オレンジデイズ」など障害を持った人物を主人公にしたドラマを書いたのも「何か障害を持ってしまっても生きていける、ということを伝えたかったし、自分もその作品に励まされたから」と明かした。書くことが北川さんを支えたといい、「何かを書くっていうのが次の希望の架け橋だった」とも話した。

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