佐々木蔵之介“最後の希望説”に感謝
俳優・佐々木蔵之介(47)が故郷の京都市で「京都国際観光大使」に就任することになり12日、京都・松竹撮影所で任命式が行われた。独身の佐々木は、福山雅治(46)結婚による喪失感(通称・ましゃロス)を抱える世の女性から「最後の希望」の筆頭として名前が挙がっていることを聞かれると、照れ笑いをうかべながら「そう言っていただけるうちが花ですね」と感謝の言葉で返した。
この日は、現在撮影中の映画「超高速!参勤交代 リターンズ」(16年公開)の主人公で独身の殿様・内藤政醇に扮して登場。ただ報道陣から二の矢で、世の女性を悲しませる予定は?と聞かれると「今は(劇中に許嫁の)姫がいますんで、姫にゾッコンでございます」と映画にひっかけて回答。お世継ぎは?との質問には、さすがに答えに困って苦笑いで「今はね…姫を守るべく戦っております。参勤の交代の途中でございます」とかわしていた。
佐々木の実家は、京都市内にある有名な造り酒屋で、幼少時を「夏は御所にセミとりにいき、大文字の送り火を見て『やばい、夏休みが終わる。宿題どうすんねん』と慌てたのを思い出します」と振り返った。学生時代は家業を継ぐために神戸大学などで学んだが、俳優の道に進んだこともあり「酒屋を継がなかった分、観光大使として京都のPRに貢献させていただきます」と語っていた。