歌丸、車椅子で登場も絶口調アピール

 落語家・桂歌丸(79)が会長を務める落語芸術協会主催のファンイベント「第九回 芸協らくごまつり」が18日、東京・新宿の芸能花伝舎で行われ、オープニングイベントで歌丸、副会長の三遊亭小遊三(68)、春風亭昇太(55)、ナイツら人気者が勢ぞろいした。

 車椅子で登場した歌丸は「歩くことと正座をすることが苦でして」と説明したが「6月7月と腸閉塞で入院しまして。『先生、どういう病気ですか?』と聞いたなら、『腸が閉塞するんです』と言われ、いまだに分からない」と病気ネタの小咄が飛び出すなど元気な様子。「体調は?」と聞かれると「ダメ」と笑顔で即答し笑わせた。

 また、昇太は、女優の吉田羊(年齢非公表)が「最悪50歳で結婚していなかったら昇太さんとしときます」と話したことについて「僕とするのは『最悪』ってことですよ。向こうが49で結婚したら僕の人生台無しになるでしょ!」と苦笑い。変わらず仲は良いと言うが「最近会ってないですね」と明かすと、歌丸が「昇太さんは結婚しない方がいいよ。自分の働いた分を自分で使える。カカアもらったら1円も使えなくなっちゃうもん」と援護射撃した。

 一方、3月に離婚したヨネスケ(67)は「いいですよ、最高ですよ。内弟子に戻ったみたい。それよりもジャイアンツが負けたのが悔しい!冗談じゃないよ」と明るく近況報告。「ヨネスケさんは毎年営業があってらくごまつりにこなかったのに、今年に限って来た」とナイツに冷やかされ「人間落ち目になったら仕事がこない…」と笑いに変えていた。

 なお、歌丸は7日に死去した橘家円蔵さん(享年81)についてコメントを求められたが、場の雰囲気を考慮し「よしましょう」と語らなかった。

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