熱烈な虎党で知られるタレント・千秋が２２日、都内で開催されたプロ野球ドラフト会議での“当たりくじ勘違いミス”で渦中の人となったヤクルト・真中満監督に「なんかかわいそう…そんな映さないであげて…」と同情した。

　真中監督は１位で明大・高山俊外野手を指名し、阪神と競合。くじを引いた真中監督は素早く開封。ガッツポーズで派手に喜んだ。

　しかし、実際に「交渉権獲得」と書かれた当たりくじを引いていたのは金本監督。交渉権獲得の喜びインタビューを終え、座席に戻った時にＮＰＢの関係者に間違いを指摘された。

　監督はくじを見開いた左側にＮＰＢの印が押してあったのを見て、当確と勘違いしたようで「その横（右）に『交渉権獲得』（の印）がなければダメだった…。勘違いしちゃいました。あのガッツポーズを返してほしい…。すみません」とうなだれた。

　金本新体制でのドラフトに注目していた千秋は、テレビの生中継を注視していたようで、「ドラフト始まった！阪神新監督・金本監督観れた！！！王選手も真中監督も工藤監督もラミレス監督も阪神フロントもみんな揃ってる　すげい　オコたんどうなるかな」とツイッターでリアルタイム“ドラフト速報”。

　その後も「金本新監督の初仕事がまもなく始まる　くじ運どうでしょう」「あらら　金本監督、外しちゃった。　高山選手はヤクルトへ。　ソフトバンクもヤクルトも勝ち残ってるチームはやっぱり流れ持ってるなあ」などと実況中継。

　応援する阪神が１位指名の高山を外したと思った直後に、当たりくじを引き当てていたことが判明すると、「え！？！？！？　金本監督、やっぱり交渉権獲ってたって！！！　えええええ　高山選手は阪神が獲得したようです。　選手の気持ち…」と驚きを隠せない様子でツイート。

　勘違いミスをしてしまった真中監督の表情をとらえ続けるテレビの中継カメラに「真中監督は何を見てガッツポーズ取ったんだろう…なんかかわいそう…そんな映さないであげて…」と胸中をおもいやっていた。